中学部3年生登校再開とオンライン授業について

2月3日から続いた休校の措置でしたが、5月11日(月)より中学部3年生の登校が再開しました。校舎に入るまでの健康チェック・体温測定の徹底、ソーシャルディスタンスの厳守、消毒の徹底、校舎内の動線の整理(一方通行等)等様々な制約や制限がある中ですが、教職員も待ちに待っていた瞬間でした。

実際には、春節休みがあったので1月23日以来、109日ぶりの登校となりました。久しぶりに教室で授業を受けた中学部3年生の9名は、最初こそ緊張した様子でしたが、徐々に表情がほぐれていきました。モニターに映るZoomで授業に参加している在日本クラスメイトとも沢山話し、笑い声があふれ、楽し気な様子でした。下校の時には少し疲れた様子も見られていました。

日本でも学校の休校が続く中、北京日本人学校の一部登校再開はは大変注目されており、11日の朝には沢山の報道関係者が校門前に集まっていました。

一方、他の学年の登校再開については未だ目処が経たない状況です。オンライン授業を続けていますが、5月1日以降ネットワークが安定せず、いろいろと不具合が起こっています。教員は電波の状態を確認しながら、少しでもスムーズな授業ができるよう工夫をしています。しかし、どうにもならない場合もあります。そのような場合の課題等でのフォローについても日々検討を進めておりますので、なにとぞご理解いただきますようお願いいたします。

北京日本人学校

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