11月16日(土)、北京市月壇中学校において、月壇中学校と北京日本人学校が共催の第37回国際交流弁論大会が行われました。開会式では、在中国日本国大使館特命全権大使の金杉憲治様から、若い学生が将来日中両国の架け橋となることを期待する旨のお言葉がありました。
弁論大会では、月壇中学校の生徒は日本語で、日本人学校の生徒は中国語でスピーチを行い、それぞれの学習の成果を披露しました。本校の生徒は、北京のグルメや中国での生活で感じた中国人の優しさや思いやりについて発表しました。また、月壇中の生徒の発表から、同世代の中国人の生徒が日本文化に関心を持っていたり、日本語の学習を通して成長したりしたことを感じ取っていました。
弁論の発表の後は、交流活動が行われました。月壇中の生徒と日本人学校の生徒が、お互いの文化や特色ある食べ物・行事についてプレゼンテーションを行い、ミニゲームを一緒にやって交流を深めました。
弁論の発表や交流活動を通して、「話す言葉が違っても、伝えたいという強い思いがあれば思いを届けたり、心を通じ合わせたりすることができる」と実感し、今後の中国語学習や交流活動にますます意欲を高めている姿が見られました。両校の生徒が、この日生まれた友情を育み、心と心で結ばれ、日本と中国をつなぐ架け橋となってくれることを願っています。